木小梁の設計 建築基準法施行令 / 木質構造設計規準・同解説 (日本建築学会)

検討部材: 1 / 0

追加荷重の編集 単位 A,B : m, P : N, w : N/m²

荷重形(固定+積載)
説明 :
荷重形(追加荷重)編集
説明 :
※ 自動入力された等分布荷重 (固定荷重 + 積載荷重) × 小梁間隔 p に加えて、追加の荷重形を任意で設定できます。

計算結果

応力と荷重 許容応力度 検定比 / 値 たわみ

情報

「計算」ボタンを押してください。
m
m
× mm

固定荷重

N/m² 選択

積載荷重

選択
N/m²
N/m²

使用材料

Fc FtN/mm²
Fb FsN/mm²
N/mm²
I Z

荷重種別

荷重と応力の計算

tf/m³
N・m N

たわみ判定

検討部材一覧 (確定済み: 0 件)

No 表題 部材 B×D [mm] L [m] M [N·m] Q [N] δ [mm] η_max 判定 並び替え/削除
※ 表題は入力フォームの「表題」欄で変更できます。クリックで該当ケースに切替。

使い方・計算ロジック

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このアプリについて

木造の小梁(根太・小梁・床梁など)を、等分布荷重(固定+積載)と任意の追加荷重に対して、 曲げ・せん断・たわみの3項目で検定するツールです。建築基準法施行令・木質構造設計規準(日本建築学会)に基づく 長期/短期の許容応力度設計で、単純梁片持梁に対応します。 1つの部材を「1ケース」として扱い、複数ケースをまとめて管理・計算書出力できます。

使い方(基本の流れ)

  1. 入力フォームに寸法・荷重・材料を入力すると、右下の計算結果(応力・許容応力度・検定比・たわみ)と左の荷重形の図即時に更新されます(「計算実行」ボタンは不要です)。
  2. 左上の「荷重形(固定+積載)」図は入力から自動生成されます。「荷重形(追加荷重)」「編集」から、集中荷重・分布荷重を任意で追加できます(基本の等分布に上乗せして応力計算されます)。
  3. 内容が固まったらツールバーの「✓ 確定」検討部材一覧に追加されます(確定するまで一覧には残りません)。一覧の行クリックで再編集、↑↓で並び替え、×で削除します。
  4. 「🖨 計算書出力」で現在のケースのみ/確定済み全ケースを選びA4計算書(省略モード)をブラウザ印刷・PDF保存できます。入力一式は「💾 保存」でJSON保存、「📂 開く」で読込できます。

入力のポイント

  • 断面 B×Dmm。入力欄クリックで標準寸法(105〜480)の候補を選べます。
  • 固定荷重・積載荷重は N/m²。積載荷重は令第85条により強度計算用たわみ計算用を別々に入力します。「選択」でライブラリから呼び出せます。
  • 使用材料は 材種 → 樹種 → 区分 → 等級 のカスケード選択で基準強度 FbFsE が自動設定されます(無等級材・製材・集成材に対応)。「強度・E を手動で上書きする」で直接入力も可能です。
  • 「梁自重を自動計算する」を ON にすると、比重 ρ × 断面積から梁自重を等分布に上乗せします(左上の図にも反映)。
  • 荷重種別(長期/短期)で許容応力度の割増係数が切り替わります。たわみは変形増大係数でクリープを略算します。

(1) 全体フロー

次の順で計算し、3項目すべてが OK のとき総合判定を OK とします。

  1. 荷重算定 — 等分布荷重 w(固定+積載、必要に応じ梁自重)と追加荷重
  2. 断面性能 — 断面積 A、断面係数 Z、断面二次モーメント I
  3. 応力算定 — 最大曲げモーメント M、最大せん断力 Q、最大たわみ δ
  4. 許容応力度算定検定(曲げ・せん断・たわみ)

(2) 荷重の算定

w = (DL + LL) × p ( + 梁自重 ) [N/m] 梁自重 = ρ × A / 10⁶ × g [N/m]

DL=固定荷重・LL=積載荷重 [N/m²]、p=小梁間隔 [m]、A=B·D [mm²]、ρ=比重 [tf/m³]、g=9.80665。 強度計算には LL強度、たわみ計算には LLたわみ を用いて w をそれぞれ算定します。[令第85条]

(3) 断面性能(長方形断面)

A = B·D [mm²] Z = B·D² / 6 × (Z有効率) [mm³] I = B·D³ / 12 × (I有効率) [mm⁴]

断面有効率(I・Z)は欠込み等を考慮する低減係数です(標準は 1.0)。

(4) 応力算定

基本の等分布荷重に追加荷重を重ね合わせ、荷重を多点に離散化して数値積分M(x)・Q(x)・δ(x) を求め、その最大値を採用します。 等分布のみの場合は次の閉形式と一致します。

単純梁: M = wL²/8 , Q = wL/2 , δ = 5wL⁴ / (384EI) 片持梁: M = wL²/2 , Q = wL , δ = wL⁴ / (8EI)

EI は断面二次モーメント I と材料定数 E から算定します。 「設計応力を直接入力する」を選ぶと、MQ を手入力値に置き換えます。

(5) 許容応力度

fb = Fb × c , fs = Fs × c 長期 c = 1.1 / 3 ≒ 0.367 , 短期 c = 2 / 3 ≒ 0.667 許容曲げ Ma = fb·Z , 許容せん断 Qa = fs·A / 1.5

Fb(曲げ)・Fs(せん断)は樹種・等級ごとの基準強度。割増係数 c は荷重種別(長期/短期)で切り替わります。

(6) 検定

曲げ: σb = M / Zfb → σb / fb < 1.0 せん断: τ = 1.5Q / Afs → τ / fs < 1.0 たわみ: δ合計 = δ × 変形増大係数 ≦ L / (制限値)

せん断応力は長方形断面の最大値で、平均せん断応力の 1.5 倍になります。 たわみ制限値は L/250(床・標準)などをプルダウンで選択します。

(7) 判定

曲げ・せん断・たわみの検定比がいずれも 1.0 未満のとき総合判定を OK とします。 計算結果表では各検定比のセルが OK=緑、NG=赤で表示されます。

※ 連続梁・両端固定梁、横座屈・支圧(めり込み)・接合部の検討は本アプリの対象外です。 たわみのクリープは変形増大係数による略算です。詳細はそれぞれ別途確認してください。

(参考)

  1. 建築基準法施行令(第85条 積載荷重 ほか)
  2. 日本建築学会「木質構造設計規準・同解説 ―許容応力度・許容耐力設計法―」
  3. 木材の基準強度に関する告示(平12建告第1452号 ほか)